航空法のドローン規制

3月の更新で航空法が一部変わり、ドローンが規制されました。

該当する条文はこんな感じです。

ドローンの定義

第2条第22項

この法律において「無人航空機」とは、航空の用に供すること ができる飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船その他政令で定める機器であつて構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦(プログラムにより自動的に操縦を行うことをいう。)により飛行させることができるもの(その重量その他の事由を勘案してその飛行により航空機の航行の安全並びに地上及び水上の人及び物件の安全が損なわれるおそれがないものとして国土交通省令で定めるものを除く。)をいう。

法律ではドローンは「無人航空機」と定義するようです。

定義内容も色々書いてますが、要は

「自動操縦出来る飛行機」のことになります。

ドローンを飛ばせる場所の制限

第132条第1項

何人も、次に掲げる空域においては、無人航空機を飛行させ てはならない。ただし、国土交通大臣がその飛行により航空機の航行の安全並びに地上及び水上の人及び物件の安全が損なわれるおそれがないと認めて許可した場合においては、この限りでない。

第1号

無人航空機の飛行により航空機の航行の安全に影響を及ぼす おそれがあるものとして国土交通省令で定める空域

第2号

前号に掲げる空域以外の空域であつて、国土交通省令で定め る人又は家屋の密集している地域の上空

首相官邸とか色んな所にドローンが落下したので規制が入りました。 + 国土交通省令で決めたところ + 決めてなくても人や家屋が密集していると国土交通省が定めている場所

の上空は飛ばしてはいけなくなりました。

ドローンを飛ばす方法の制限

第132条の2第1項

無人航空機を飛行させる者は、次に掲げる方法によりこれを飛行させなければならない。ただし、国土交通省令で定めるところにより、あらかじめ、次の各号に掲げる方法のいずれかによらずに飛行させることが航空機の航行の安全並びに地上及び水上の人及び物件の安全を損なうおそれがないことについて国土交通大臣の承認を受けたときは、その承認を受けたところに従い、これを飛行させることができる。

第1号

日出から日没までの間において飛行させること。

第2号

当該無人航空機及びその周囲の状況を目視により常時監視して飛行させること。

第3号

当該無人航空機と地上又は水上の人又は物件との間に国土交通省令で定める距離を保つて飛行させること。

第4号

祭礼、縁日、展示会その他の多数の者の集合する催しが行われている場所の上空以外の空域において飛行させること。

第5号

当該無人航空機により爆発性又は易燃性を有する物件その他人に危害を与え、又は他の物件を損傷するおそれがある物件で国土交通省令で定めるものを輸送しないこと。

第6号

地上又は水上の人又は物件に危害を与え、又は損傷を及ぼすおそれがないものとして国土交通省令で定める場合を除き、当該無人航空機から物件を投下しないこと。

飛ばす方法としては大まかに言うと

  • ちゃんと見える条件で飛ばすこと
  • イベント会場の上で飛ばしてはいけない
  • 危険なものを危険な場所で運ばない
  • ドローンから物を落としてはいけない
  • やってはいけない条件でやりたい場合は国土交通省で承認を受けましょう

という感じで、安全を考えるとおおむね常識的な内容な気はしますが、イベントでの使用が面倒になりそうですし、常時目視が必要となると、ドローン宅配を行う場合に許認可が必要になりそうです。

規制の例外

第132条の3第1項

前二条の規定は、都道府県警察その他の国土交通省令で定める者が航空機の事故その他の事故に際し捜索、救助その他の緊急性があるものとして国土交通省令で定める目的のために行う無人航空機の飛行については、適用しない。

緊急の場合は飛ばして良いです。飛ばして良いケースは国土交通省が定めます。という内容です。

罰則

第157条の4第1項

次の各号のいずれかに該当する者は、五十万円以下の罰金に処する。

第1号

第百三十二条の規定に違反して、無人航空機を飛行させた者

第2号

第百三十二条の二第一号から第四号までの規定に違反して、無人航空機を飛行させた者

第3号

第百三十二条の二第五号の規定に違反して、無人航空機により同号の物件を輸送した者

第4号

第百三十二条の二第六号の規定に違反して、無人航空機から物件を投下した者

要は規定に違反した場合は罰金50万円以下です。

以上となります。とりあえず色んな場所に飛ばして落下した件や、最近良くイベントで使われている件、ドローンでの宅配に焦点を合わせたように見受けられました。